
みなさんは、胸のトレーニンングで肩が痛くなるということはありませんか?
特にベンチプレスをやると肩が痛くなるという方は多いかと思います。
今回は、ベンチプレスで肩を傷める原因と解消法についてご紹介したいと思います!
肩に痛みが出る原因
痛みが出る場所としては、肩の前側周辺に出ることが多いです。
この痛みが出る原因としては「フォームが崩れている」ということが
大きな原因の1つです。
このフォームが崩れるというのにも様々なパターンがあり、
- 正しいフォームで出来ていない
- 体の柔軟性が低い
- 重量設定のミス
などが上げられます。
・正しいフォームで出来ていない
痛みが出る方はフォームに原因がある方がほとんどだと思います。
特にエラーとしては、「脇が広がりすぎている」ということが多いです。
これは腕立て伏せでもよく見られるのですが、体を下ろしきった時
(バーベルが胸に近づいた時)に脇が広がっている状態のことです。
この時に脇が広がっていると、肩甲骨がうまく下がらず、肩がすくんで、
胸ではなく、肩の前側に強くストレッチがかかってしまい傷めてしまいます。
・体の柔軟性が低い
これは先ほど紹介した「正しいフォームで出来ていない」と少し被るのですが、
体の柔軟性が低いことで、胸を張る、肩甲骨を下げるなどの動作が上手くできず、
ベンチプレスの姿勢が上手く作れずに、傷めてしまうということがあります。
また、胸周りの柔軟性が低い状態で、無理やり胸を張ろうとすると、胸の代わりに腰を
強く反ってしまうことが多く、腰を傷める可能性もあるので気を付けましょう。
・重量設定のミス
これは初心者の方よりも、ある程度筋トレに慣れてきた人がやってしまいがちです。
ある程度筋トレに慣れてきて、フォームもしっかり組めるようになってくると、
重量を上げたい気持ちがでてきて、自分の限界値を超えた重量を無理して上げようと
してしまい、ケガをしてしまうということがあります。
また、ベンチプレスの頻度が高く、毎回MAX重量への挑戦をやっていると、
関節や腱に負担がかかり、ダメージが蓄積して、気づいたら傷めているという
こともあるのでMAX挑戦は計画的に行いましょう。
トレーニング前後にストレッチを!
ここまで、ベンチプレスによるケガが起こる原因について紹介してきましたが、
これらはトレーニング前後のストレッチなどで予防することができます!
トレーニング前には、軽いダンベルやチューブを使い、肩関節や肩の筋肉を動かして
温めてあげて、胸椎(胸の後ろの背骨)をストレッチポールなど使って柔軟性を出して
あげると、スムーズにブリッジ(胸を張る、肩甲骨を下げる)を組めると思います!
また、トレーニング後には、その日のトレーニングした部位をしっかりストレッチや
マッサージしておくと、筋肉の疲れが取れやすいですし、筋肉が硬いとケガの可能性も
あるので、ケガ予防にもつながります!
コンディションを整えるという点では、毎日ストレッチをしたり、フォームローラーなどで
筋膜リリースをやってあげると、トレーニング以外での体の不調(肩や腰の痛みなど)の予防にも
つながるので、余裕がある方は毎日行うようにしましょう!
まとめ
今回は、ベンチプレスで起こる肩のケガの原因と予防法について、
ご紹介させていただきました!
トレーニングはハードに取り組んでるけど、ケアはほとんどやっていない
という方も多いので、トレーニングと同じレベルで、体のコンディショニングも
行えるのが理想です!
筋肉は栄養を摂ってあげれば回復しますが、関節や腱は消耗品なので、
筋肉と同じように回復するということはあまりありません。
なので、自分の身体の調子を見ながらトレーニングを頑張っていきましょう!
最後まで読んでいただきありがとうございます!
グレイスでは、
どんなトレーニングすればいいかわからない、正しくできているのか不安な初心者の方や、
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