ダイエットして体重が落ちているのに前ももだけパンパンのままだったり、筋トレをしていないのに前ももだけ太く張り出しているなど、前ももの張りで悩んでいる方は意外と多く、男性より、特に女性で悩んでいる方が多いかと思います。
今回は、その前ももが張ってしまう原因についてお伝えしていきたいと思います!
・踵の高くなっている靴を履く
これは基本的に女性が多いと思うのですが、ヒールやパンプスなどの靴の踵側だけが高くなっている靴をよく履く人は注意した方がいいかもしれません。
ヒールやパンプスは足が長く見えたり、スタイルがよく見えたりと、良い効果はたくさんあるのですが、踵が浮くことによって体の重心が前に倒れ、前ももに負担がかかってしまいます。
実際にやってみるとわかると思うのですが、リラックスして立ち、腰が少し前に突き出るようにつま先に体重を乗せると、前ももがピンと張る感覚がわかるかと思います。
逆に、お尻を軽く後ろに突き出すように腰を引くと前ももの緊張がなくなり、柔らかくなると思います。
このように、体重が前側にかかると前ももが張ったままの状態になるので、前ももの筋肉の柔軟性が落ちて硬くなったり、ずっと前ももに負担がかかることで筋肉が発達して前ももが張り出してしまう原因になるのです。
②反り腰になっている
反り腰は比較的に女性に多く見られ、女性のうち約8~9割が反り腰と言われており、女性に限らず男性にも反り腰になる方は少なくはありません。
反り腰の簡単なセルフチェック法ですが、壁を背中にして立ち、踵、お尻、肩、後頭部を壁につけ、顎を軽く引いた状態で、腰と壁の間に手のひらを通します。この時に手のひら1つ分しか通らない方は正常な範囲ですが、手のひらを通した時にスカスカで2つ分以上通る場合、反り腰だと思われます。
反り腰になる原因としては、「長時間のデスクワークや立ち仕事、上半身を支える筋力が少ない人」などが当てはまります。
デスクワークがメインの方は1日に数時間も座りっぱなしで作業をしていると思います。
座った時に膝と股関節が90度になり、骨盤を立てたままお尻の骨(坐骨)で座ったらそのまま、頭を上からピンと引っ張られるように体を真っすぐにします。
このような姿勢が理想なのですが、実際にパソコン作業などをしていると、気づかないうちに顔が画面に近づいていき、机に体重がかかる姿勢になっていませんか?この姿勢になってしまうと、お尻が後ろに突き出て、お腹は前に出る反り腰の姿勢になってしまいます。
ですが、この正しい姿勢をキープし続けるのはきついので、腰が丸くならないように背もたれに体重をかけて座ったり、定期的に立って背伸びなどをしたりするといいと思います。
次に長時間の立ち仕事を行う方ですが、ずっと立ったままの姿勢を続けると、もも裏、お尻、腰などの背面の筋肉が硬くなってしまいます。背面の筋肉が硬くなると、その代償で体の前面の筋肉(腹筋や前もも)が引きのばされ、腰の骨が前に反り過ぎないようにロックする腹筋の力が弱くなるので、結果的に反り腰になってしまいます。
先ほどと内容は同じなのですが、上半身を支える筋肉(腹筋、背筋)が弱いと、背骨が正常な位置で安定しなくなり、反り腰になってしまう可能性があります。
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