ITUトライアスロンロングディスタンス世界選手権(デンマーク)☆


大変遅くなりましたが、7月14日にデンマークのオーデンセで行われた

ITUトライアスロンロングディスタンス世界選手権のご報告です☆

宮崎から現地オーデンセまで約24時間かかりましたが、夜11時くらいまで明るい

教会や石畳、オープンレストランといった、歴史と現代が融和した街でした。

   

 

例年ならこの時期涼しいところらしいのですが、ヨーロッパを襲う異常気象の影響で日中は30℃近くまで上がりました。

ただ、大会当日の朝の気温は12℃。。。。その中でスイムスタート!

   

寒い。

スイムは運河を2km泳ぐコースで、過去最高に汚かったです。

 

この水だけは飲まないようにしないと、、、と思ってはいたのですが、開始2掻きで飲んでしまった。

ここ最近、スイムどころか、バイクもランも練習時間が取れなかったので、特にスイムは速いか遅いか分からず、ただ疲れないように泳ぐことに専念し汚い運河を泳ぎきりました。

タイム58分台・・・・遅すぎ。。

 

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バイクコースは広大な麦畑60kmを2周回する横風区間が連続するコース。

風があるのでスイムで冷えた身体を更に追い打ちをかけるように寒い。

自然とペースアップしてしまい、後半足の筋肉が硬くなり多くの選手に抜かれ始めました。

同時に練習不足からくるスタミナ切れと腰痛で更にペースダウン、、、

辛いバイクになりました。

120kmのバイクを終え、地下駐車場に設置されたT2(バイクからランへのトランジッション)へ。

ランシューズを履き、サンバイザーとゼッケンベルトを着けて地下からオーデンセの街に這い上がるように走っていくと、上記に書いた教会や石畳広がる街並みに贅沢に区切られたランコース7km×4周回が待っていました。

  

 

このランコースは約20年トライアスロンをしてきましたが、今までで最も贅沢で幸せなコースでした。

テンションが上がったのか?スイムとバイクでの出遅れを挽回しようとしたのか?ペースがかなり速くなり過ぎ、入りの4kmを3分40秒台で入ってしまってました。。。

当然、トレーニングが出来ていなかったので、後半は落ちるのみで世界選手権の舞台で途中何度も歩いてしまう次第。。。日本代表のウェアーを着ているのが恥ずかしい。すみません。。

本来は得意のランで追い上げる展開をしたかったのですが、やはり今の環境では無理なようです。

  

とはいえ、このデンマークという遠い地へ送り出していただいた大切な仲間やお客様の温かいご厚意をありがたく感じ、とても幸せな気持ちでレースを終えられたことを一生の思い出として

大切にいたします。

ありがとうございました。

  

チームグレイス 林 真一