前回にひき続き運動不足による悪影響ついてお伝えしていきたいと思います!
今回は、悪影響を3つご紹介します!
③膝や腰などの関節の痛み
関節と筋肉は関係ないと思うかもしれませんが、筋肉を動かすことによって関節が動くという仕組みなので、この2つはとても重要な関係にあります。
なぜ、運動不足によって関節に痛みが出てくるのかというと、筋力の低下、関節の可動域が狭くなる、筋肉の柔軟性の低下です。
膝関節には歩いているだけで、体重の2~3倍の負荷がかかるといわれており、その衝撃を関節の間にある軟骨と筋肉によって衝撃をやわらげています。この軟骨は消耗品で、すり減っていったら元に戻ることはありません。この軟骨がなくなってしまうと、骨へダイレクトに衝撃が入ってしまい、この刺激が膝の痛みとして出てくるのです。
腰も同じように、筋肉による支えが弱いと、背骨への負担が大きくなってしまったり、腰回りの筋肉を使わないことで柔軟性が落ち、それによって痛みが生じる場合もあります。
また、運動不足で体重が増えると、さらに膝や腰への負担がかかってしまいます。
④骨が弱くなる
知らない方も多いと思いますが、骨も筋肉と同じように刺激を与えてあげると、硬く、密度の高い強い骨へと成長します。しかし、運動によって骨に負荷をかけていない状態が続くと、だんだん骨が弱く、もろくなる「骨粗しょう症」になってしまいます。
この骨粗しょう症になると、痛みなどはないのですが転んだり、ぶつけたりなどのわずかな衝撃で骨折することがあります。
この骨粗しょう症は、運動不足のほかに、カルシウム、マグネシウムなどのミネラル不足や女性ホルモンの減少などによっても起こります。
⑤がん
運動不足だと、日本人の死因の1位でもあるがんのリスクが高まります。国立がん研究センターの研究では、性別を問わず身体活動量が多い人ほど、がんになるリスクが低くなることが示されました。
日本人の場合、日常の身体活動量が最も少ない人たちと比べ、身体活動量が最も多い人ががんにかかるリスクは、男性で0.87倍、女性で0.84倍と10%以上下がるという研究があります。ですが、運動は全てのがんのリスクを下げるわけではなく、男性は「結腸がん、すい臓がん、肝臓がん」女性は「胃がん」など、特定のがんのリスクを下げると言われています
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